「痛いニュース」見てたら、「電源コード換えたら音が格好良くなった」という記事のエントリがありました。
その元記事自体、ちょっと誇張されたような書き方で、怪しげな雰囲気だったのもあるでしょうし、ワタシも電源ケーブルでそこまでの音の変化は個人的には聴き分けられません。
多くの人もそうだと思います。
でも、わかる人にはわかるのかもしれません、関東と関西では交流周波数が違うため、同じ100Vでも直流に変換したときに取り出せるエネルギー量が微妙に違うようなことも聞きます。(修正しました。「関東と関東では」ってタイポしてました)
ただ、気になったのは、「(電源でなく)スピーカーやアンプ等の接続ケーブルで音など変わらない」というコメントと、「デジタルデータはエラー訂正があるからどんな機器構成をソースに使っても音質は変わらない」というコメント。
これ、オカルトでもなんでもなく、変わるんです。
それは・・・。
その元記事自体、ちょっと誇張されたような書き方で、怪しげな雰囲気だったのもあるでしょうし、ワタシも電源ケーブルでそこまでの音の変化は個人的には聴き分けられません。
多くの人もそうだと思います。
でも、わかる人にはわかるのかもしれません、関東と関西では交流周波数が違うため、同じ100Vでも直流に変換したときに取り出せるエネルギー量が微妙に違うようなことも聞きます。(修正しました。「関東と関東では」ってタイポしてました)
ただ、気になったのは、「(電源でなく)スピーカーやアンプ等の接続ケーブルで音など変わらない」というコメントと、「デジタルデータはエラー訂正があるからどんな機器構成をソースに使っても音質は変わらない」というコメント。
これ、オカルトでもなんでもなく、変わるんです。
それは・・・。
まず前者の「(電源でなく)スピーカーやアンプ等の接続ケーブルで音など変わらない」ですが、これは確実に変わります。
スピーカーやアンプの接続ケーブルを流れる信号はデジタルではなく、アナログ信号です。
ケーブルの素材ごとに、通しやすい周波数と通しにくい周波数が存在するので、当然音質は変わります。
抵抗値によって、音の大きさも変わります。
というわけで、アナログ信号の場合、ケーブルは重要です。
次に、「デジタルデータはエラー訂正があるからどんな機器構成をソースに使っても音質は変わらない」という件。
特に、「データを入れるHDDの違いが音に影響するって超オカルト!」という意見が多いようです。
これ、ちょっと聞くと正しいようですが、厳密には違うんです。
いわゆるパソコン用のデータは、エラー無く読み出せればそれでOKで、時間制限も何もありません(ノンリアルタイムデータ)。
しかし、音楽データは時間制限のあるリアルタイムデータなんです。
具体的に言いますと、CDだとサンプリンク周波数が約44kHzで、量子化ビット数が16ビット、左右で2chだから、44000 * 16 * 2 = 1,408,000ビット/秒のデータが流れます。
1秒間に約140万回、1か0の信号を次々と読み出して、デコーダー(この場合、D/Aコンバータかな)に送る必要があります。
パソコン用のノンリアルタイムなデータならば、エラーが出たらエラー補正しながら最後まで読んでしまえば、0.1秒かかろうと10秒かかろうと問題ありません(人間が待ち遠しいとかいうのは無視ね)。
しかし、音楽用のリアルタイムデータは早くデコーダーに渡してしまうと、8ビットのはずのデータが9ビットになるわけですからデータ化けになります。
逆に、渡すのが遅いと8ビットのはずのデータが7ビットしか来ないわけですからやはりデータ化けになります。
くどいようですが、パソコンの場合はデータ化けを検出すれば何度でも再読み出しをすればよいわけですが、音楽データではそれをやっていては間に合いません、音楽を一時停止して再読み出しするようなプレーヤーってありませんよね?
そんなわけで、パソコン用デジタルデータと音楽用デジタルデータは根本的に扱い方が違うわけです。
で、ここまで書くと「そんなの先読みバッファに先読みしてから、再生すればいいじゃん」って意見が必ず出ます(笑)。
でもそれでは「HDDの音」を聴いているのではなく、先読みバッファに使われている「メモリーの音」を聴いていることになるので、HDDごとの音の比較ではありません。
先読みバッファを使わずに、SCSIやIDEのI/Fから1秒あたり約140万回ビットを正確に取り出して(実際にはI/Fの仕様とかの都合上、バイト単位で読み出したりブロック単位で読み出したりしているのでしょうが、まぁそれは仕方ないとして)デコーダに送ることなんて、技術的には至難の業なのです。
ですから、HDDごとに音が違って当たり前だと思いますよ。
ただ、技術も発達していますし、違いは微々たるものだとは思います。
ほとんどの人には聴きわけられない程度でしょう。
多分ワタシもわからないと思います。
でも音楽家とか、わかる人はわかるみたいです。
元記事のような大げさなわかり方かどうかは別としてですが。
もちろんオカルトグッズも沢山出回ってますよ。
「置くだけで音質がXXX」とか、「貼るだけでXXX」とか(笑)。
ああいうのとは違って、ちゃんとした理由があるんだよってことだけはわかって欲しいんですよね。
久しぶりに長々と書いちゃいましたが、まぁそんなわけでひとつよろしく。
スピーカーやアンプの接続ケーブルを流れる信号はデジタルではなく、アナログ信号です。
ケーブルの素材ごとに、通しやすい周波数と通しにくい周波数が存在するので、当然音質は変わります。
抵抗値によって、音の大きさも変わります。
というわけで、アナログ信号の場合、ケーブルは重要です。
次に、「デジタルデータはエラー訂正があるからどんな機器構成をソースに使っても音質は変わらない」という件。
特に、「データを入れるHDDの違いが音に影響するって超オカルト!」という意見が多いようです。
これ、ちょっと聞くと正しいようですが、厳密には違うんです。
いわゆるパソコン用のデータは、エラー無く読み出せればそれでOKで、時間制限も何もありません(ノンリアルタイムデータ)。
しかし、音楽データは時間制限のあるリアルタイムデータなんです。
具体的に言いますと、CDだとサンプリンク周波数が約44kHzで、量子化ビット数が16ビット、左右で2chだから、44000 * 16 * 2 = 1,408,000ビット/秒のデータが流れます。
1秒間に約140万回、1か0の信号を次々と読み出して、デコーダー(この場合、D/Aコンバータかな)に送る必要があります。
パソコン用のノンリアルタイムなデータならば、エラーが出たらエラー補正しながら最後まで読んでしまえば、0.1秒かかろうと10秒かかろうと問題ありません(人間が待ち遠しいとかいうのは無視ね)。
しかし、音楽用のリアルタイムデータは早くデコーダーに渡してしまうと、8ビットのはずのデータが9ビットになるわけですからデータ化けになります。
逆に、渡すのが遅いと8ビットのはずのデータが7ビットしか来ないわけですからやはりデータ化けになります。
くどいようですが、パソコンの場合はデータ化けを検出すれば何度でも再読み出しをすればよいわけですが、音楽データではそれをやっていては間に合いません、音楽を一時停止して再読み出しするようなプレーヤーってありませんよね?
そんなわけで、パソコン用デジタルデータと音楽用デジタルデータは根本的に扱い方が違うわけです。
で、ここまで書くと「そんなの先読みバッファに先読みしてから、再生すればいいじゃん」って意見が必ず出ます(笑)。
でもそれでは「HDDの音」を聴いているのではなく、先読みバッファに使われている「メモリーの音」を聴いていることになるので、HDDごとの音の比較ではありません。
先読みバッファを使わずに、SCSIやIDEのI/Fから1秒あたり約140万回ビットを正確に取り出して(実際にはI/Fの仕様とかの都合上、バイト単位で読み出したりブロック単位で読み出したりしているのでしょうが、まぁそれは仕方ないとして)デコーダに送ることなんて、技術的には至難の業なのです。
ですから、HDDごとに音が違って当たり前だと思いますよ。
ただ、技術も発達していますし、違いは微々たるものだとは思います。
ほとんどの人には聴きわけられない程度でしょう。
多分ワタシもわからないと思います。
でも音楽家とか、わかる人はわかるみたいです。
元記事のような大げさなわかり方かどうかは別としてですが。
もちろんオカルトグッズも沢山出回ってますよ。
「置くだけで音質がXXX」とか、「貼るだけでXXX」とか(笑)。
ああいうのとは違って、ちゃんとした理由があるんだよってことだけはわかって欲しいんですよね。
久しぶりに長々と書いちゃいましたが、まぁそんなわけでひとつよろしく。






タモリ倶楽部で
ハイエンドオーディオの特集をやっていました
一度聴いてみるといいのにね